前日の夜から異動して、海岸で一眠りして一日しっかり遊んだり、宿も予約せず、いけるところまでいって、たどり着いたところで寝泊まりをする。 サーフィンやアウトドアを趣味にしていると、ちょっと長期休暇になると車できままな旅に出てみたくなります。
仕事を引退して日本中を旅して回るなら、本格的なキャンピングカーや、ハイエースなどの車中泊仕様車もありですね。憧れます。 しかし、普段の買い物にも車を使ったりという一般的な家庭では、ハイエースやキャンピングカーは、あまりにも無駄が多すぎて非現実的です。 家族が普段使うことも考えると、やはりミニバンクラスやワンボックスが現実的な解です。
実際、ミニバンやワンボックスでいろいろと工夫をすると、ある程度フルフラットな居住空間を作って車中泊は可能です。 しかし、いろいろ不便があるのも間違いありません。
フラットな睡眠空間を作るための一般的な対処で考えられることとしては、でこぼこを埋めるクッションの利用です。 メーカーの純正のシートのへこみ部分を埋めるようにビーズクッションや車種ごとに用意された専用のクッションを使う方法があります。さらにその上にマットを引いて寝ることになります。でも結構、面倒です。これはなんらかの対処を行う必要があります。
また、荷物スペースが足りないという要求に関しては、天井(屋根裏)と屋根上を使うことになります。天井部分には、クレトム社などから販売されているインテリアバーやネットを利用した収納追加があります。また、屋根上には、キャリアやジェットバックの追加で、ある程度の荷物スペースを確保することができます。 でも、天井の荷物はルームミラーに写り込むので運転時に邪魔になります。ミニバンの屋根に荷物を置くのは重労働ですし、雨降りのことを考えるとそれなりの手間と装備が必要です。
家族構成にもよりますが、十分な荷室のためには、私のような3~4人家族構成では、2列(5人乗り)のミニバンがベストです。