ここではVoxy Trans-X/NOAH yyの装備と内装を紹介していきます。 生活スタイルとVoxy Trans-X/NOAH yyという車がぴったり合うか参考にしてください。
以下の記事はZRR70(いわゆる70系)のVOXYを前提に書かれています。
Voxy Trans-XやNOAH yyで一番気になるのが車中泊時のフルフラット性である。
後部座席をたたむとこのようにほぼフルフラットになる。 天板の段差はあるが、マットで簡単に埋まる程度である。
また、普段の街乗りなど、通常時、Voxy Trans-Xは5人乗りのミニバンとして、後部座席利用モードにして使用することができる。
後部座席利用時、後方から見た後部座席および荷台の様子はこのようになっている。荷台の天板3枚では大人が寝るには不十分だが、ラゲッジスペースとしてはかなり広々である。
後部座席利用時の足元もこの位はある。通常利用として狭いとは、ほとんど感じることはない。
気になる細かい装備品の紹介になります。
センターコンパネの上段はエアコン系のパネルになっています。
左右でエアコンの温度を変えられるのは地味にうれしい装備です。
さらに、センターコンパネ下段にはドリンクホルダーとアクセサリー電源があります。
シガーソケット。最近では禁煙ブームの成果で、アクセサリーソケットとかアクセサリー電源というんですね。たしかにこのVoxyでもシガーソケット用のライターもついていませんし、灰皿もついていません。
ドリンクホルダーを開くとこんな感じです。なかなかミニマムな作りで邪魔にならなくていいです。
うれしいことに、ラゲッジスペースにもアクセサリー電源があります。
左後ろ側にあります。
定格電力は120Wです。使いすぎに注意しましょう。
キャンプ、車中泊をする上でもっとも気になるのは、荷室の広さ。
Voxy Trans-X/NOAH yyの荷室は、ミニバントップクラスの広さです。荷室の広さや使い勝手のよさについても紹介しておきます。
何も入れていない様子です。
3列目がないのでかなり自由な空間ができています。 大きなスーツケースやゴルフバッグとかでも余裕で入るでしょう。
しっかり詰めた後は、3分割のパネルを所定の位置にはめると、荷物を隠すことができます。お風呂のふたのようです。窓の外から見ても荷物が見えにくくなりますし、ある程度、荷物に直射日光が当たるのを避けることができます。
では実際に積めてみます。
ディレクターズチェア×2個、コールマンのスウィフトピッチシェード、牽引ロープとブースターケーブルセット、ヘキサタープ、簡易のテーブルチェアセットが入っています。
これでも高さ的に半分程度しか埋まっていないので、まだまだキャンプ道具も入ります。
さらに手前は小さな箱で分類するといろいろ便利です。
荷トリの角バケツはこの手の柔らかいバケツの中でも安いことと、パネル下に収納するのに高さ的にピッタリなので、おすすめです。
いつでも温泉に入ったり、車で昼寝ができるように、一番左はブランケットやタオル類。真ん中はいつでもアウトドアごはんができるように調理器具やお皿やコップ類。右は子供の遊び道具。こうしておくと、旅行の目的や行き先ごとにバケツごと入れ替えるだけです。
ちなみに、荷台のパネルはプラスチック製です。すべり止め加工などはまったくされていません。ここに荷物を置くと、走行中、荷物が右へ左へ、前へ後ろへ滑りまくりってしまいます。すべり止めマットは必須ですね。
大型のすべり止めマットは、オートバックスで見つけました。
さらに意外と侮れないのが床下収納です。
深さは20cm以上あり、楕円形なのが残念ですが、かなりの容量があります。
我が家の場合はここにオンリースタイルの車中泊マットや寝袋を入れています。マットが2本余裕で入ります。 結構おおきなマットなので、普段どこに収納しておこうか迷った所でしたが、これで解決しました。
結構荷物をいれても、後部ハッチのすぐ手前なので間単にアクセスできます。